委員長 斉藤 久義
近年の豊橋市ではSDGsの推進がなされ、環境実践都市として様々な活動を展開していますが、多くの市民にむけた周知が一層必要です。また、環境保全や活用に限らず教育機関も充実しており、持続可能な社会の実現へ向けた活動を推進している地域です。一方で、この地域では様々な団体に所属するリーダー達がまちの発展のために、問題や課題解決に向け活動してきました。これから、このまちの人口減少のような大きな問題解決へ向かい、急激な社会変化に対応するためには、リーダーが率先して活動するだけに留まらず、組織内のメンバーや、多くの人々が、同じ方向へ向き、より一層ちからを合わせることが求められます。
豊橋という地域には社会課題と向き合う多くの団体が存在しています。しかしながらその団体の多くは、状況が急激に変化する社会においても、各団体がそれぞれ単独で活動していることが多くみられます。従来求められていた、組織を力強く牽引するカリスマ的リーダーより、多くの人を巻き込みながら、どのような状況においても組織を引率できるリーダーが必要であり、組織に所属するメンバー一人ひとりが課題解決に向け主体的に活動していかなければなりません。そのためには、青年経済人として大胆な視点と行動力を持ち、様々な組織とそこに繋がる地域を、導くことができるリーダーが必要不可欠となります。
リーダー育成委員会では、利害関係や上下関係のない場を設け、他者の考えや想いを引き出し、受け止め、認め合うことで相互理解を深められるリーダーを創出します。そして、他者の考えや思いを整理し構造化するリーダーが、互いに納得感を得て合意形成へと導ける人財へと育成します。さらに、横のつながりを創り、方向性と目的を共有することで、同じ目的に対して主体的に行動できるようになり、互いの組織を導くことができるリーダーへとなります。また、そのリーダーと様々な人々が交流し、互いに成長する機会を設けることで、協力関係の一助となります。
横のつながりを創り、他者を導くことができるリーダーによって、共通する課題を持つ人々が、主体的に行動するようになることは、大小問わない問題を解決することが可能となり、輝かしい地域へとなります。そして、そのように行う時代の流れに合ったリーダーの育成をこれからも行い続けることで、ひとづくりがなされ、まちづくりへとつながり、ひいては明るい豊かな社会となることを確信しております。
金田 敦雄 | 林 晃司 | 深見 耕史 | 大野 浩継 | 鈴木 英明 |
幾田 知興 | 小林 綱平 | 古池 もも | 飯田 郁恵 | 大塚 明善 |
武田 圭祐 |