豊橋青年会議所は、どれだけまちとひとと真摯に向き合えているだろうか。誰のために活動をしているのかを決して見失ってはならないはずだが、ルールとばかり戦っていないだろうか。大変なことは誰かに任せ、全員が好き勝手な方向を向いていては組織が行くべき方向へ進むことは困難である。豊橋青年会議所が変わろうとしているまさにこの時期に、一致団結し、我々が目指すべきビジョンへ向かい、迷うことなく走るために柔軟な対応、迅速な反応が必要です。
まずは、今あるこの組織を円滑に進めることができるよう、これまでの常識を疑い、決して楽をすることなく、状況を正しく見極め、時代に合った組織運営を模索し、基盤を構築します。そして、会員一人ひとりがこのまちとひとと真剣に向き合い、行動できる環境づくりを先導していきます。また、我々がこれまで作り上げてきたネットワークを駆使し、現在持ち合わせている情報を市民に届けやすい仕組みを確立することで、存在価値を高め、他者から必要とされる組織を目指します。今までよりもまちへ目を向け、人と触れ合い活動できる組織となることで、一人ひとりが輝き、同志の結束力が強くなり、組織力の向上へとつながっていくでしょう。
組織運営力が高まり、情報発信力が高まることで、このまちに常に活気を与え続けることができます。変えないことに誇りを持ち、変わることに勇気を持ち、組織のための仕組みでなく、まちのための仕組みづくりを念頭に置き、一年間邁進していきます。考えを改めて磨き、行動をよりよく変え、まちを動かす一歩を踏み出せる今だからこそ、若き青年経済人として、このまちのリーダーとして、先を見据え、力強く地域を引っ張ることで、明るい豊かな社会が実現していくと確信しています。
副理事長 菅沼 卓徒