専務理事 藤野 希依
豊橋青年会議所は73年間、多くの先輩諸兄姉が不変の創始の精神を脈々と情熱をもって受け継いできた団体です。この流れを止めることなく、この先の未来へとつないでいくためにも私たちは74年目を任された立場をしっかりと自覚し、責務を全うしなければなりません。2025年度、豊橋青年会議所は法人格の移行に伴い、変格の年を迎えます。しかし、やるべきことや目指すことが変わるわけではありません。明るい豊かな社会の実現という不変のゴールに向け、今一度、青年会議所としての在り方、個の在り方に重きを置き、潜在しているチカラを呼び起こす必要があるのではないでしょうか。
2025年度、専務理事を拝命するにあたり、これまでにいただいた様々な経験とご縁を最大限に活かしつつ、まずは個の強につながる機会の提供をメンバー一人ひとりに意識していただけるような組織の在り方を追求してまいります。そして様々なモノ、コトに対して、とことん議論を尽くし、血の通った熱い想いで溢れる組織を目指します。さらに対外との積極的な交流を通して得られる成長の機会を今までよりもメンバーの皆様に感じていただけるような環境を整備してまいります。
いつの時代も直面する課題があります。正しい選択、より良いプロセスが求められることはもちろんですが、そこに向き合う姿勢と想いこそ、最も尊いものであり、大事にするべきものです。最高な仲間が集まることで最強のチームができます。だからこそ、一人ひとりが心を震わせ、議論を尽くし、真摯に向き合い、熱い想いを持ち続けることができる組織が重要であり、それこそが青年会議所です。私自身が誰よりも一番、やり方ではなく、在り方にこだわり、豊橋青年会議所を今まで以上に魅力の溢れる組織へとアップデートさせるべく全身全霊で取り組んでまいります。