委員長 浅井 数喜
豊橋は、多様性に富んだ国籍や文化が共存し、多くの外国人が住みくらしています。比較的安定した環境がその要因のひとつとして挙げられる一方で、地域コミュニティにおける外国人と日本人の交流の機会は限定的であり、文化や慣習の違いから誤解や偏見という理解の壁が生じています。この理解の壁から生まれる摩擦によって、外国人と日本人の間に協力や交流の機会が失われ、地域全体としての成長や発展の機会を活かしきれているとは言えません。多くの外国人が住みくらす国際色豊かな豊橋において、その優位性やポテンシャルを最大限に活かすためには、外国人と日本人が積極的に交流を図ることで、互いの価値観に触れ合い尊重し、これまでより一層の相互理解を深めることが必要です。
まずは、外国人にとってこれまでより一層住みくらしやすい豊橋にするために、青年会議所がこれまで培ってきた産学官とのネットワークを最大限に活用して、多様な文化背景を持つ人々と交流する機会の増幅を促します。そして、これまでより一層の相互理解を深めていただくために、互いの文化が持つ魅力や価値とその価値観を再認識し、新たな発見や発想を通じて醸成されるコミュニケーション方法を実践します。さらに、外国人と日本人との相互理解を通じて生まれる新たな可能性を認識し、産学官をはじめ多方面へとその価値と可能性を発信し知っていただくことで、地域コミュニティにとどまらない豊橋自体の新たな価値へと昇華させ、好循環を生むための機会を創出します。
これらの取り組みを通じて、豊橋は多様性をこれまでよりさらに受け入れ、多文化共生を実現した環境のきっかけが育まれます。この結果、外国人にとって住みたい、働きたいと心から感じられるまちとなり、地域住民同士の結束力も高まります。さらに、外国人が、豊橋の発展を支える力となる環境が整うことで、地域経済はさらに活性化し、労働市場には新たな活力がもたらされます。そして、この流入する多様なスキルや経験が、地域の産業やビジネスにプラスの影響を与え、豊橋の国際的な競争力を高めることにつながります。ここで私たちの心に火を灯しましょう。この状況を打破するには、私たちの情熱と行動です。それが、夜空を照らす星のように輝き、豊橋を国際的な競争力を備えた発展したまちの実現に寄与することを確信します。
副委員長 神谷 慶 |
副委員長 武田 柊平 |
卒業生 川村 茂樹 |
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委員 荻野 龍 |
委員 鬼頭 愛 |
委員 金田 敦雄 |
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新入会員 越智 博 |
新入会員 杉浦 銀二 |
新入会員 中西 衿奈 |
新入会員 泰名 哲平 |
・5月例会 |