メンバー詳細

2025年度 国際交流活性化グループ

豊橋市に住まう外国人の数は、戦前からの歴史的な経緯を背景に一部の特別永住者を中心とした一定数で推移し、現在2万人有余と、その国籍は多岐にわたります。比較的安定した環境がその要因のひとつとして挙げられる一方で、外国人と日本人間の積極的な交流機会が限定的であることは否めません。単年度制を採用する我々の体質上、これまでの活動内容を財産として引き継ぎ、つぶさに本年度の活動へ紡ぐとともに、全会員が今後の方向性について議論し、一人ひとりが活動の本質について再確認することでより効果的な運動へと昇華させることが求められます。

国際色豊かな豊橋において、その優位性や地の利を最大限に活かし、交流を図り、互いの価値観に触れ合うことで関係性を構築します。互いの価値観を再確認し、相互理解を深めることで、豊橋の魅力やその価値を一層高めることにつなげます。前年度の活動内容や収支の検証および、闊達な意見を交わし、より活動意欲を高めるための場を設えます。また、次年度のLOMを担う役員選出および事業計画や収支計画等を、多角的でより多くの意見でもって議論し、議決権を行使することで会員としての責任を果たすとともに、全会員で議論すべき最重要事項を採択するための機会を設けます。

勇気ある一歩を踏み出すことこそが、新たな変革の起点となります。我々青年世代にDNAレベルで深く刻まれた、心震わす情熱がまちに響き渡り共鳴したとき、運動は自走を始めます。ドーハの悲劇を乗り越え、ジョホールバルの歓喜を起こすことができたように、我々青年世代の熱き想い溢れる強靭な組織力を発揮すれば、まちに感動を届けられると信じて疑いません。まっすぐで純粋な情熱は、往々にして相手を突き動かします。観測者効果に責任を持ち、密でしか味わえない心震わす感動的なシーンの当事者として。相互理解から生まれた新たな価値観の醸成が、まちへとフラクタルに広がります。それらが豊橋そのものの魅力となり、一層注目されるまちへと昇華し、心震わす情熱的なまちの創造につながると確信します。

副理事長 井川 詳裕