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地域の未来創造グループ 基本方針 |
地域の未来創造グループ
副理事長 長本 康孝
これまで、豊橋青年会議所では地域の資源、財産を活かす事で東三河が発展し、持続可能な魅力あふれる地域をつくるという夢を描いてきました。
現在、政治・行政において、明治以来続いていた中央集権から地方に統治権を部分的、あるいは全面的に移管して行く事で地域が主体性を持った自治の社会を作るという目的で、
地域主権が進められています。それを実現する為には市民自らが、暮らす地域の在り方について考え、主体的に行動し、その行動と選択に責任を負わなければいけません。
少子・高齢化が進む中で私たちの住む地域も様々な問題を抱える中、地域主権時代における地域間競争を生き抜くためにはどうすれば良いのでしょうか。
私たちの子どもや孫世代へ我々が享受している地域資源や財産をより一層素晴らしい物にして渡す為に、そして我々青年会議所が思い描いてきた夢を未来へ託す為に、私たちの地域が様々な面で自立する事を
目指した活動を展開する必要があるのではないでしょうか。
我々青年会議所が長年発信してきた東三河の一体化を目指した運動は着実に東三河市民の意識を高め、苦楽を共にする為の意識を醸成して来たと考えます。
東三河県庁が平成24年4月に設置され、人から広がる地域のつながりを構築する試みや、地域づくりのビジョンが示されています。
我々青年会議所が地域の未来を思い東三河に住まう人々へ提示してきた夢はもはや夢ではありません。手の届く所まで来た私たちの夢を実現する為に、青年会議所として地域の自立へ向け、
意識改革を目指した東三河のビジョンを考察し、提示すべきだと考えます。
また、持続可能な地域の自立という事を考えた時に、私たちの住まう地域の現状を生かしたエネルギーの選択をする事は避けては通れない道です。日本でも環境配慮型都市の実現に向けた実証実験も始まっている中、
この地域の住民だからこそ気づく視点をもって今まで気づかなかった宝を発見し、地域にフィットした実行可能で持続可能なエネルギーを選択できるのではないかと考えます。
我々地域創造グループはこの地域が発展し、持続可能な魅力あふれる地域をつくるという夢の実現の為にこの地域の自立を見据え、私たち地域住民の意識改革運動を広く訴え活動をして参ります。
地域を愛する心を持った私たち青年会議所の可能性を信じ、青年としての英知と勇気と情熱を持って、この地域の未来を想像して参りましょう。